スキンケアの本質
STEP 1 正しい洗浄
私たちの肌は、紫外線にさらされたり、汗をかいたり、皮脂を出したりします。
また、女性であればお化粧もします。
これは肌から見れば油性の汚れであったり、水溶性の汚れであったりします。
こういった汚れはなんでもいいからゴシゴシ洗うのではなく、汚れの性質をみて落とすものを選んであげることが大切です。
軽い汚れはマイルドに「やさしく」
がんこな油性の汚れ(化粧)はオイルなどで「するっと」
肌に負担なく、潤い成分を奪わず、きっちりと落としてあげること。
これが「正しい洗浄」の基本です。
STEP 2 正しい保湿
肌は外界と体内との最前線です。
肌は体内から潤いを逃がさない、また外界からの刺激(ほこり、アレルゲン)が入ってくるのを防ぐ役割をしています。この役割がバリアー機能。
このバリアー機能には、肌の細胞と細胞の隙間が大きな鍵を握っています。この隙間は水分と油分とが混じり合ったペースト状のもので埋められていて、この中にバリアー機能に欠かせない重要な成分「細胞間脂質」があります。この細胞間脂質が少なくなると水分が逃げやすくなり、様々な刺激を受けやすくなります。
水分だけでもダメ。油分だけてもダメ。
水分と油分のバランスがとれてこそ健康的な素肌。
このバランスを保てるように、ケアできるようなものを選ぶことが「正しい保湿」と言えます。
STEP 3 トラブルを防ぐ
肌荒れ、シミ、しわ、ニキビなど・・・
こういったトラブルは肌内部で起こった炎症の1つ。
何かの引き金があってその結果、肌の細胞が刺激(興奮)されて起こります。
この一連の反応を鎮めてあげること。これが「抗炎症」の考え方。
私たちは脂質の研究に取り組み続けることで本当の意味での「正しいスキンケア」を実現しました。